Muse Wings 福岡

福岡民話による

創作オペラ

 第1部 オペレッタ 

 

権平と狐

 

 筑後の民話を題材にした滑稽ものです。

狐に化かされる猟師が化かされてなるものかと身構える、狐と猟師の駆け引きを筑後弁で滑稽に演じます。

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(初演)

台本・作曲:田村 徹

指揮:原田 大志

演出:蓬莱 史子

ソプラノ:北嶋 ちひろ / 吉賀 貴子

メゾソプラノ:中尾 陸美

バリトン:澁谷 暢達/松岡 良彰/森岡 憲昭

ピアノ:井上 真美

バレエ:わけ林 春美、他

語り:重富 寶雄/木附 能樹/石井 チズ子

合唱:福岡創作オペラ合唱団

室内楽:福岡創作オペラ室内楽団


第2部 オペラ 

 

安国寺の飴買女

 

 飴会幽霊と題しまして日本で広く語られている福岡の民話です。

 昨今、親殺し子殺しの話題が多い日本ですが、死してなお我が子をいくつしむ母親の民話が、ここ福岡で育まれてきたことを知っていただき、福岡人の優しい心根に思いを馳せていただければと思います。

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「Muse Wings 福岡」について

「Muse Wings 福岡」は福岡を素材にした新しい文化を創造し広く発信することを目的に平成25年4月に設立され活動しています。今回は福岡の民話を素材にした室内オペレッタとオペラを創作し公演いたします。

 Muse Wings福岡 会員一同



日 時

平成28年102日(日)

開演14時(開場13時30分)

場 所

福岡市立中央市民センター(092-714-5521)

入場料2,500円(当日券3,000円)

お問い合わせ エムアンドエム(092-751-8257)、田村(090-1530-4932)


福岡民話による「創作オペラ」公演について

 ミューズウィングス福岡は、福岡に根ざした文化を創造し発信することを目的に3年前に発足しました。

今回は福岡の二つの民話を素材に、方言を用いた室内オペレッタと室内オペラを公演します。


作曲家 田村徹プロフィール

 文教大学名誉教授・九州沖縄作曲家協会会長。1963年「筑後地方の俗楽によるコンポジション」(演奏 上田仁、指揮 東京交響楽団第4回TBS賞受賞)「三重奏曲」(初演 林りり子他、毎日コンクール現日本音楽コンクール3位受賞)で楽壇デビュー。 以来、郷土の自然や風土地域の精神、民族や大衆感情に根ざした独特の作風で知られている。永年にわたり文教大学、武蔵野音楽大学で作曲と音楽理論を教え、多くの作曲家や音楽教育家を育成し高い評価を得ている。前文教大学学園の理事長を務める等、音楽以外の能力も発揮している。福岡県久留米市在住。

 

演出

蓬莱 史子



「作曲にあたって」

田村 徹                   

 

  私の創作理念である「地域の音楽は如何にあるべきか」この答を求め七年前71歳になったのを機に故郷久留米に帰ってきました。帰省して最初に作曲したのが福岡を題材にした「那国炎上」というオペラでした。しかしこのオペラを福岡で公演するには大がかりなオペラのため解決しなくてはならない多くの問題があり、時期尚早という結論に達しました。

  そこで約一年半かけて規模を小さくした、本日上演の室内オペラとオペレッタを作曲いたしました。

  その間、関係者の間で

 1・福岡県の民話を用いる事。

 2・福岡の方言を用いて台本を書くこと。

 3・歌手・演奏家は福岡在住の方、または近郊にお住まいの方にお願いする事。

 4・演出はじめ舞台関係者は福岡在住の方にお願いする事。

等、とことん福岡にこだわった出し物にすることが議論されました。

 


福岡創作オペラ合唱団(アイウエオ順)

 

女声

 稲永 由美 大坪 智子 大庭 由希子 齋藤 美由紀 渋谷 ちか 清水 陽子 陣内 道子 平 恵美子 原 弘子 藤井 久美子 和田 みさ

 

男声

  樫村 正生 遠藤 和良 永野 善郎 本田 純一 藤島 洋一 山本 耀平 松尾 直人


主催:ミューズウィングス福岡

助成:公益財団法人二又教育文化振興奨学会、音楽家集団「ムジカ耳納」

後援:福岡市、福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団、西日本新聞社、朝日新聞社